「貴方って方はそんな御自分のお気持にも充分に真面目になれないんだもの。昔からそうだったし――」(p.266)
お気に入りの小林の出番が結構多かったので、僕はそれだけで満足です。キャラ読み上等! 後はやっぱり、『続』を書こうと想った水村美苗の気概を買いたいと想います。それをほんの少しだけ分けてもらって、僕は『本格小説』を読むつもりです。多分、きっと、来年くらいに。
- 作者: 水村美苗
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 1993/10
- メディア: 文庫
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