chronic life

I can (not) have relations.

Dr.コトー診療所2006/第八回

桜井幸子の真骨頂でしたね、今回のゆかりは。今、酸素マスクを付けて話す姿があんなに似合うのは、桜井さんくらいじゃないですかねぇ。それくらい素晴らしかった。また、コトーに「手術して下さい」ってお願いするシーンの表情とかも、抜群に良かったです。開腹して、転移がないことが判った瞬間は、ちょっと鳥肌ものでした。それに、ミナが来てからは少し筧さんの素に近いような結構軽い感じだった和田さんも、今回は抑えた演技が光ってましたねぇ。取り分け、コトーに「先生が医学の常識を覆せばええじゃないですか」と助言した場面は、これまでのシリーズ全部を通しても、和田さんのベストシーンだったかも知れないですね。大森さんも時任さんも良かったし、勿論苦悩しているコトーを演じた吉岡君*1も素晴らしかった。終盤、診療所にミナ宛の電話が掛かってきて、「遂にミナのエピソードが始まるのかなぁ」と想っていたら、何ですかあの次回予告は。忍成君が出てくるくらいならまだしも、あんな核心的な台詞を流してしまっては良くないんじゃないかなぁ。まぁ、あそこまで開き直られると、逆にやっぱり「来週も観たい!」と想っちゃいますけどね。って云うか、どんな予告であろうと僕は観続ける訳ですが。それにしても、あの事実を知った時の和田さんのリアクションが今から楽しみでしょうがないですね。折角、いい雰囲気だったのになぁ……。

*1:何故か君付けしてしまいます