chronic life

I can (not) have relations.

10月の読了本

今月はある一冊を読むのに二週間ほど掛かったので、全部で八作しか読むことが出来なかったのですが、こんなに「量よりも質」と云う言葉を実感したことはなかったです。まさか『ブラバン』『ウロボロスの純正音律』『邪魅の雫』、そして『愛についてのデッサン』を一月の間に読めるとは……。これまでの本読み人生の中で、最良の一箇月だったかも知れません。有難うございます。

  1. ブラバン津原泰水/バジリコ
  2. ウロボロスの純正音律/竹本健治講談社
  3. うつうつひでお日記吾妻ひでお角川書店
  4. 邪魅の雫京極夏彦講談社ノベルス
  5. 終末のフール/伊坂幸太郎集英社
  6. 誰が見ても人でなし/中原昌也/『文學界』2006年10月号所収
  7. 小説のストラテジー佐藤亜紀青土社
  8. 愛についてのデッサン――佐古啓介の旅/野呂邦暢みすず書房