chronic life

I can (not) have relations.

セーラー服と機関銃/第二回

今回は、本田博太郎さんが良かったなぁ。この直ぐ後の『アンナさんのおまめ』でも、非常に素晴らしいナレーションをやっていて、秋クールの金曜日は「本田さんの日」と云っても過言ではないかも知れないくらいです。それ以外だと、やっぱり泉と佐久間の関係がとても微笑ましいように見受けられました。まぁ、今後の展開ではそんな「微笑ましい」とか云ってはいられない状況になるんでしょうけど、今回の「組長として浜口組から縄張りを守るため、ストリップを強要される泉」と、「自らの背負った麒麟に免じて、今日のところはお帰り下さいと頭を下げる佐久間」と云う図が、何だか妙にグッと来ました。それに、いつもは変に声が上ずったり引っ繰り返ったりしてしまう泉なのに、舞台上でセーラー服を脱ごうとしつつ英樹と健次を一喝するシーンとかでは、しっかりとドスの効いた声になっていて、この辺りのギャップもまたいいんだよなぁ。小泉さんとの絡みも徐々に増えてきて、そこも結構楽しみなところではあるんですが、二人が並んで立つと長澤さんの背の高さがかなり際立っていて、それがちょっと可笑しかったです。いや、笑うようなところじゃないんですけど、二人の関係性から考えて泉の方がデカいと云うのが、何だかそこはかとなく面白いなぁ、と想いまして。そんな訳で、ドラマ全体としても尻上がりに面白くなっていっていると想いますので、後五回、心して観たいと想います(想ってばっかりだ)。