chronic life

I can (not) have relations.

結婚できない男/十一回

うわー、そう来たかぁ。ちょっと唐突ではあるけれど、納得出来ない展開じゃないしなぁ。最終回を前に、なかなかいい山場を持ってきたんじゃないでしょうか。とは云え、クライマックスのみちるの台詞を聞いている間は正直、夏美先生と同じような顔になっていたと想いますけど。しかも、そのシーンの直後にまた、いつもの信介が大音量でクラシックを聴きながら指揮のパフォーマンスをしている画を入れてくる辺りが、実にこのドラマらしいなぁ、と。想わず、こんな男好きになるなよ、と忠告したくなってしまいます。それにしても、まさか誰よりも先にちゃんとした形で信介に告白*1をするのが英治になるとは、かなり意外だったなぁ。しかも、信介の方も結構本気で感動してたし。信介が泣いたのって、初回のラスト以来じゃない? いや、いいシーンでしたけどね、あそこの一連の流れは。後、信介がストーカーの犯人を推理しているところは、ちょっとだけ上田次郎か『最後の弁護人』みたいでしたけど、多分それも計算済みなんだろうなぁ。まぁ、僕もギリギリまで警官の方が怪しいと想っていたので、そういう仲間意識からかも知れませんが。夏美先生絡みとか、コンビニの店員の子のこととか、他にも色々と書きたいことはあるんですが、あんまり長いと誰にも読んでもらえなくなってしまいそうなので、取り敢えず来週の最終回を心して待ちたいと想います。結局、信介は結婚すんのかねぇ。出来ないまま終わって続篇、って流れが一番嬉しいんだけどなぁ。

*1:「愛の告白」だけが告白じゃないでしょ?