chronic life

I can (not) have relations.

下北サンデーズ/第七回

や、八神く〜ん! 彼はサンデーズの中でも特にナイーヴな存在だったから、いつかこういう展開があるかも知れないと覚悟はしていたけれど、それでもやっぱり、最後のアレは嘘、と云うか何かの間違いであって欲しい。けど、救急車にも乗ってたし、「舞台に立つのは絶望的」みたいな台詞も次回予告で流れてたしなぁ。あー、八神くんの家庭の事情ー!
全体としては、遂に「裏サンデーズ」が表面化(と云う表現もおかしいけど)してきた感じですが、こういうところをちゃんと描かないと、小劇団を舞台にした意味がないだろうし、僕はいいと想います。件の八神君の告白に対して、ジョーが語った内容も、ただの僻みとかじゃなくて、至極真っ当な意見だったところも良かった。ただ、これを観ている(かも知れない)本当に今、小劇団で頑張っている役者の人達(と云うか、現実と理想の狭間で彷徨っている凡ての人達)の心に、この作品がどのくらい届いているのだろうか?と云うのは気になりますが。とは云え、劇団「下北サンデーズ」の迷走と分裂っぷりとは対照的に、連続ドラマ『下北サンデーズ』の方は、かなり纏まりが出てきたように想います。今回の演出は木村ひさしさんでしたけど、小ネタも色々と効いてたし。まぁ、今回一番笑ったのは、何の違和感もなく、KERAさんと一緒に出ていた峯村リエさんと藤田秀世さんですけどね。
で、次回はゆいかの実家で合宿? えー、一週間で気持ちの整理つけられるかなぁ。