chronic life

I can (not) have relations.

さあ、気ちがいになりなさい/フレドリック・ブラウン/早川書房

印象的なタイトルと、訳者が星新一と云う点に興味を惹かれて、初めて異色作家短篇集を読んでみました。その星さんの訳が大変肌に合って、とても読み易かったです。もし、本書を中学生くらいの時にでも手に取っていたら、「海外ものは苦手」とか云う変な先入観も、或いは生じなかったかも知れません。特に、表題作「さあ、気ちがいになりなさい」「沈黙と叫び」「ノック」辺りが面白かったです。それに「シリウス・ゼロ」も。