chronic life

I can (not) have relations.

富豪刑事デラックス/第一回

バカだ、バカ過ぎる……。けど、そこが最高。美和子のボケっぷりは、まだちょっと足りないような気もしたけど、屋敷やら船やら料理やらの豪華さや、他のキャストのとぼけっぷりには、前作よりも更に磨きが掛かっていて、正に「デラックス」な出来栄えでした。どこをどう大袈裟にすれば面白いか、このスタッフはちゃんと判ってるよなぁ。しかも、布引メインの京都パートまであって(しかも、ゲストが豪華だよ!)、予想以上に面白かったです。蒔田さんの似非ミステリーっぽい脚本も実に堂に入っていて、やはりこの分野ではトップランナーだな、と。今回は前後篇みたいですが、流石にこれだけ風呂敷を広げたら、一回で終わらせるのは勿体ないですよね。さっきも書いたけど、ゲストも豪華だし。そう云えば、最初に登場した時は清水紘治さんの役って、前回の瀬崎(筒井さん)みたいなポジションかと想ったのになぁ。まぁ、蒔田脚本の定石を考えれば、別にトリックとかには拘らないので、とにかくドラマとして面白ければそれで満足です。