chronic life

I can (not) have relations.

弁護士のくず/第一回

春クールが始まって観たドラマがこの作品で五本目なのですが、その内三本が弁護士もので、俄かに起こったこの弁護士バブルは一体何なんだろうかと想っていたのですが、少なくとも今のところは、春クールでこれが一番面白かったかな、と。医者や教師、それに弁護士のような、一般的に堅いイメージで比較的社会的地位の高い職業の主人公が、破天荒な人物と云う設定は、かなりよくあるパターンな訳ですが、このドラマはやはり、その役を豊川さんが演じていると云うところが、大きなポイントだと想います。だって、頬が常に赤いんですよ。もうそれだけで笑えます。豊川さん自身もかなり楽しんで演じているっぽくて、ファンの贔屓目と云うのは差し引いても、主人公の九頭と云う人物がとても魅力的に感じられました。一方、こう云ってはアレですが、やはり伊藤君はメインで主役を張るよりは、これくらいの感じと云うか、ポジションの方が合っているような気がしました。だって、凄く観易かったですもん。まぁ、鹿児島弁はもうちょっとさり気なくてもいいとは想いますが。それと、案外拾い物だったのが星野亜希で、役柄とのマッチングもあってか、結構いい感じだったと想います。脚本も先ず先ずだったし、こんな感じで続けてもらえれば、楽しく観られるいいドラマになると想います。期待してます。