chronic life

I can (not) have relations.

イン・ザ・プール

いやー、面白かった! 松尾さん最高。オダギリさん最高。そして何より、三木聡監督最高! 『亀は意外と速く泳ぐ』や『時効警察』なんかに比べれば、小ネタは抑え目、と云うか大分普通の映画っぽくはなっていましたが、ソウルとしては実に三木さんらしい演出だったと想います。岩松了さんやふせえりさん、それにきたろうさんなど、監督と縁のある人達も沢山出ていて、もう画面に映るだけでニヤけてしまいました。特に、岩松さんと田辺さんのトイレのシーンなんか、1シーンずっと笑いっ放し。本当、岩松さんはトイレと縁があるよなぁ。患者の中では、やはりオダギリさんが一番面白かったです。中でも、元妻のマンションと会社に行った二つのシーンが、取り分け印象に残っています。だって、鞄取りに戻ってくるんだもん。後、広辞苑ね。アレは笑った。けど、映画全体で最も笑ったのは、松尾さん演じる伊良部が、小石を出そうと靴を片方脱いだまま、山道を下って行ってしまうところですね。あそこは本当に、腹抱えて笑いました。画を想い出したら、今でも可笑しい。とにかく、笑いっ放しの100分でした。三木監督と松尾さんのコメンタリーも面白かったし。原作も、読もうと想いました。

イン・ザ・プール [DVD]

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