chronic life

I can (not) have relations.

野ブタ。をプロデュース/第九回

正に木皿マジック! と云うか、色んな意味で実に木皿さんらしいテイストの回だったな、と。蒼井も、ただ絵に描いたような「悪意」の象徴みたいな形だけで終わるとは想っていなかったので、この展開は非常に良かったです。こんな風に想うのは少数派かも知れないけれど、屋上のシーンは本当に緊迫してたなぁ。だって、蒼井の気持ちも判らないじゃないし。だからこそ、やり切れないって想いも一入なんだけど。終盤の、キャサリンとの会話があって本当に良かった。キャサリンと云えば、ゴーヨク堂と二人のシーンも良くってさ。もう、夏木さん最高! そうそう、最高と云えば、まり子が最高にいい子じゃないですか。修二のあの告白を受けて、更に強く優しい人間に成長出来たのかも知れないけど。いやー、本当にまり子はいいわ。って云うか、もう皆最高なんだけど。しかし、あんまり「最高、最高」云ってると、説得力がなくなってしまう訳ですが。
で、やっと修二に心休まる場所が出来て、そこで楽しく平穏に過ごせそうだったのに……うう、最終回か。遠く離れたって、アミーゴはアミーゴだよね。って云うか、「もう一回やってみようかな」ってのが、ラストへの伏線だったのか、もしかして?