chronic life

I can (not) have relations.

曲がり角の彼女/第八回

面白ーい。かなり面白いですよ、これは。内容盛り沢山だったし、色々ストーリー的な動きも多かったし。これまでで一番だったかも、今回。そんな訳で、なつみと三宅君のことやえり子とシマケンのことにも触れたいけど、長くなりそうなので千春中心の話だけに止めておきます。
杏子先生の誕生日パーティのシーンなんか、完全に僕も一参加者として観てました。で、もし本当に自分があの場にいたとしたら、絶対面白いと想うんですよ。色んなこと知ってるから。そういう視聴者の素直な気持ちを、巧妙になつみが代弁してくれてて、この辺が本当に気持ち良かった。
で、その会場で特に面白かったのは、やはり堀内と甲本のバトル。と云うか、作ってる方としても観ている方としても、杏子先生の誕生日なんかはどうでも良くて、実際はこの二人と千春の絡みこそが観せたいものであり、観たいものな訳ですよ。よく判ってるなぁ、本当。お開きになった後、堀内が腕相撲に「態と負けた」と云ったのは、強ち嘘じゃないんだろうなぁ。あの負けた瞬間に、漸く堀内は完全に千春のことを吹っ切れたんだと想う。これから出番あんのかなぁ(笑)。
「事故」のようなキスを経て、遂に一線を越えてしまった千春と甲本。「しまった」と書いたけれど、これは大いなる前進だろう。二人にとっても、ドラマにとっても、勿論視聴者である我々にとっても。これまで積み重ねてきたそれぞれのキャラが実にいい味を出していたラヴシーンだった。「ムードも何もない」と茶化していたけれど、それが二人のいいトコじゃないか。巧くいって欲しいなぁ、この二人。色々と、障害が多そうだけど。堀内じゃないけど、僕もこの人達のこと「嫌いじゃない」から。