いきなり絵里が移籍してて、その辺の経緯をもう少しちゃんと描いて欲しかった気もするけど、基本的にノリとスピード感が大事なドラマだから、これ位強引でも大丈夫か。絵里のキャラ自体、そういう強引さが目に付く奴だし。つうか、キャメル柳田が辞めないんだから、別に来なくても良かったんじゃ(ry。
今回は、恐らく視聴者は大体先に気付くであろう事柄が、なかなか貴子達にバレないもんで、ちょっとヤキモキ。と云うか、会社に退職金の仮差し押さえの書類送る前に、ちゃんと会社にいるか位確認しろよ。絵里に「迅速に」って台詞を繰り替えさせてたのは、こういうケアレスミスを引き起こす伏線だったんだねぇ。そういうのは、ちゃんと大介がフォローしなきゃ(笑)。
今回は、何だか微妙に何時もの『離婚弁護士』と違うなぁって感じがしてたんだけど、それは多分、貴子自身が受け持った案件じゃなくて、絵里の案件に横からちょっかいを出すって展開だったせいかも知れない。それに、相手方と貴子が昔からの知り合いだったってのも、これまであまりなかった設定だったもんで。後は、何時もの通りの貴子流浪花節。バカな元部下に啖呵を切ったシーンなんかは、もう本当に格好良かったッス。
貴子が三神に対して妄想するシーンの相手が、毎回事務所のメンバーってのが、地味に面白かった。それ以外にも随処に笑えるシーンを配して、話が重くなり過ぎないための演出は的確。絵里の人間性も徐々に見えてきて、漸く下地が出来上がったって感じでしょうか。次回からが、更に楽しみ。