chronic life

I can (not) have relations.

タイガー&ドラゴン

くんくで落語と云えば、勿論『GO』な訳ですが、しかし一体あれは誰のアイディアだったのかと云うことを僕は知らないので、そこまで深く言及するつもりもなく。と云う訳で、そんな感じで『タイガー&ドラゴン』を観ました。面白かったー。何でしょうねぇ、これは。キャスト・スタッフの面などから「オールスター」とか云われてて、確かにそれに近いものはあるんだけど、けどやっぱりこれはある意味、新境地だなと。これまでのドラマで面白かったエッセンスとか雰囲気は受け継いでるし、巧く表出されていると想うのだけれど、何故か不思議と観終わった後に想うのは「新しかったなぁ」と。宮藤さんがずっと持っていた、ある種の「照れ」みたいなものが、少し解けてきたような気がする。まぁ、それを巧く「笑い」に転化している訳ですが。
あんまごちゃごちゃ書いても野暮だね。俺も粋になりたいですな。ベタだけど、どん太夫婦がいいよね。後、ラストの緊急告知みたいな奴で、「え、四月から連ドラか?」と想ったのは、僕だけじゃない筈。後、伊東美咲はあれで良かったんだと想う。元々そういうつもりでキャスティングされたものを、ちゃんとこなしたんじゃないかな。いや、良くも悪くもと云う意味ですがね。