書いている、と云うか書き掛けの小説が、短篇・長篇併せて六つくらいあるのだが、今実質的に少しでも進んでいるのはその内二つしかない。残りの四つは、途中までは書いてあるのだが、どうにもその先が続かず、ほぼ凍結状態となっている。一応進めている二つと云うのも、筆が乗りに乗って書きまくっていると云う訳ではなく、何とか辛うじて、毎日少しずつ書き足している、と云った状態なのだ。しかも、ある程度発表の場が決まっているものに限って全く進んでおらず、何とか書いているものの方こそ、別にどこに発表する当てもない、本当に趣味と云うか、余技のような代物なのだ。これが実に性質が悪い。どうして逆にならないものか。
折角なので、自分に発破をかける意味も込めて、その書き掛けの小説六本のタイトル(仮タイトル含む)をここに列記しておこうと想う。二重鉤括弧が長篇(予定)で、普通の鉤括弧が短篇である。これが少しでも、自分の執筆意欲の向上に繋がればいいのだが。
・『ライク・ア・ジョーク』(今一番メインで書いている)
・『Chronic Disease』(何とか進めている)
・「#XX」(『百億の秋に、千億の愛を』連作・凍結中)
・『バケイション』(凍結中)
・「猫と狐の化かし合い(仮)」(凍結中)
・「ミラームーン」(凍結中)
これらが実際に完成され、日の目を見る日が来るのかどうかは、書いている自分にもよく判らないのだが、何とか完成させたいと云う意思だけはあるので、その意思を支えに何とかやっていこうと想う。うん、頑張る。