chronic life

I can (not) have relations.

69 sixty nine

69 sixty nine [DVD]

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を観ました。最近結構映画観てます。まぁ、全部ウチでだけど。
主演・妻夫木聡、脚本・宮藤官九郎、そして原作・村上龍の自伝的作品と云うことで、今年の前半位に結構話題になった作品。映画館では観なかったけど、かなりツボに嵌ってしまって、充分に楽しめました。改めて、僕はこういう青春っぽい映画が好きなんだなぁと痛感。若くてバカで熱くて無茶苦茶な感じが。本当もうね、とにかくみんなバカなんですよ。そしてエロなんですよ。と云うか下ネタ! バカと下ネタと云う二言で、この映画の90%は語れると想う。そこが素晴らしい。そこが、清々しい。爽快感すら漂う。
普通は、中盤位にあるバリ封*1のシーンが山場になって、その後は結構だらけちゃうとか想うのかも知れないけど、個人的には寧ろ後半の方が良かったです。話の流れを書くと観てない人の興を殺いでしまうので出ている人で表すと、特に水川あさみ新井浩文、それに村上淳が出てる辺りが非常に好きです。それに、一徳さん絡みのテンドンのシーンが最高でね。おい、それをやるのか、と。ああそれと、ベタなところで云うと、ケンと松井の二人のシーンは、普通に良いですよね。唯一残念なのは、ラストのフェスティバルのシーンで、ダンサーをやっていた水川あさみがもっと全面に出てくれれば云うことなしだったんだけどなぁ。残念。
本当今更だけど、敢えて云わせて。妻夫木君、いいっすよね。映画界で引っ張りだこになるのも判るわ。今年だけで、彼の主演作4本位観たよ。本当は、もっと公開になってるんだろうけど。まぁ、それはおいおい。
そう云えば、ここ一週間で観た4本の映画の内、3本にムラジュンが出てると云うのは、ムラジュンが凄いのか僕が凄いのか。

*1:バリケード封鎖の略