読了。え、面白いじゃん、是。全然普通に大説として楽しめましたよ。若干台詞回しで恥ずかしいく感じる処はあったけど、それはまぁレーベルがレーベルだし、こんなもんだと想う。キャラに萌えられるかって観点では読んでないので、そういうことは問題無し。
話自体は、途中からドンドン加速度が増していったようで、ラストはやっぱり「うわお」って感じ。それにしても御大は、マスマーダーって奴が好きですよね。しかもラストにはあそこやあいつなんかの名前が出て来たホッコリ。後、双子が出て来るともうそれだけで、四大悲劇の残された最後の一つのことを想い出してしまって、早くそっちも読みたいと想った。
唯一残念なのは、こういう設定でこういう話の運びだから仕方ないんだけど、実際に人が死ぬシーンって奴が全然なかったので、それが少し物足りなかったかな。本当に2頁毎に独りずつ死んでいくんだと想ってたから*1。
あぁ、続けて御大読んでもいいな。次『秘密屋文庫』にしようかなー。
*1:『コズミック』みたいに