chronic life

I can (not) have relations.

『ファウスト』から始まる本物のDTPの世界

に行って来ました。かなり充実したトークセッションでした。色々有意義なお話を聴けて、かなり満足ですた。終了後、一寸した宴が催されたのですが、その他詳細は又明日にでも――。
一先ず皆さん、お疲れ様でした。
と云う訳で、レポを書こうと想ったけど、やっぱそういう才能無いみたいなんで、気になった処だけササッと纏めます。
先ず、この前のトークセッションと違って、会場は仄暗かった。その理由は、何時もの紺野さんのMacから、プロジャクターで画面の投影とかをしたのでした。例えば、太田さんから紺野さんへのメールの内容(ポエム太田)とか、今回の『ファウスト』Vol.2の作品のPDFファイルとか……。
次に、Jが司会の筈なのに、ずっとメインで喋ってる。ほぼ「ファウフェス」第3部の東さん状態(笑)。紺野さんとはいいコンビ。Jのメールがポエム(「急流を下る流木」とか「フォントが生き急いでる」とか)なのは、やっぱり紺野さん仕様なんだろうなぁ、と想った。
イラフェス会場に展示されている『コールド・スナップ』の凸版樹脂とか、京極師匠も見て感動したと云う、字游工房さんのフォントの原版とかを手に取って見れたのは、本当に感動的。嬉しかった。凄かった。
で、その『コールド・スナップ』関連で一つ、今回一番収穫だった話。実は、舞城さんが『コールド・スナップ』を翻訳することは、Jと初めて逢った三年前から決まってたって話。実は、舞城氏のデビュー作『煙か土か食い物』の装幀を考えている時、参考にJが舞城氏に「自分の好きな装幀の本持って来て」と云った際、舞城氏が持って来たのがトム・ジョーンズの『Cold snap』の原書だったそうな。更にその時、舞城氏が英語が出来ることも判り、きっと将来この本を翻訳しようと云う話で盛り上がったと。その出逢い以来の約束が結実したのが今回の作品と云う、かなりいい話だった、とても、ハンカチ無しには聴けないお話ですた。是が僕的に、今回のトークの一番の山場。DTPに全然関係無くてすいません(笑)。
トークセッション終了後、J達と少しお話した後、意気投合した(?)数人で食事に行くことに。その面子が微妙に絶妙! 現場でも云いましたが、多分この五人(だけ)で集まることは、もう二度と無いんだろうなぁ〜と想ってしまう、裾野の広さ。
その五人と云うのが、『実録! ファウスト人生劇場』でもお馴染み(笑)の更科修一郎さん@id:cuteplusに、白黒学派蔓葉信博さん@id:tsuruba、上記でも登場していた遠近法ノートの西岡さん@id:n-yuji狩野さん、そして私。
皆さんそれぞれに個性的なお話を聴かせて戴いて、大変勉強になりました&楽しかったです。特に更科さんからは、又又興味深い話題を色々とお聞かせ戴きました。
僕は全然話せる内容が無かったので、結構どうでもいいような会話をしていました。すいません。と云うか、『空の境界』の特別限定版は一体どうなるんだろう? やっぱり何気に気になるなぁ。