chronic life

I can (not) have relations.

プライド/最終回

後で改めて感想書きます。いや、書かせて、お願い(笑)。
書きます。と云うかねぇ、いきなり「と云うかねぇ」で恐縮ですが、↑で書いたこと全部巧く行きましたよ。本当、笑ってしまう位丸く収まりました、全部。上記以外の部分でも、大和と百合は巧く行くし、ともさんと千佳もそのままだし、真琴は9番とか貰っちゃうし、兵藤さんと容子さんも結局くっ付いちゃうし、ハルに至っては中田かイチロー並みにスターになって戻って来るし……。まぁ、1時間半でやれるであろう、凡てのハッピーエンドをぶち込んでくれましたよ、野島さんと太多さんは。
しかしまぁ、余りに駆け足だった所為で、若干気になる処が無いでもない。例えば、先週迄あんなに意固地になっていた夏川さんが、ともさんと千佳の説得だけで、いきなり改心しちゃったのは、一寸びっくりした。だって、あの夏川さんですよ。とてもまともにともさんの話を聴いていたとは想えないのに、どうして? 或いは、亜樹のウエディングドレス姿には、凡ての悪意を浄化させる不思議な力でもあるのでしょうか(笑)?
まぁ、そこはそれ。彼も一度は亜樹が愛した人ですから、そんなに心底悪人な訳じゃないし、本当は無意識の部分で判っていたのかも知れない。色んなことを。それをやっと、切り出せる勇気を持ったと云うことで、彼を評価してあげましょうよ。もう一度観たら、印象変わるかも知れないけど(笑)。
後は、兵藤さんの眼の悪くなるスピードが、やけに恣意的でしたね。特にグリモンとの試合の最中から、その後ハルの病室にいた辺り。おいおい、急に悪くなり過ぎだろ!と、突っ込まずには入られない。確かに、先々週位からその伏線は張ってあったんだけど、それにしたって前の夜にハルと飲んでた時は、もう一寸見えてただろう。独りで来てたし。なのに、次の日になったら、病室に入って来た容子さんが判らないのね……(苦笑)。まぁ、そこもドラマティックにするためのツールですから、僕は赦すよ。面白かったし(結局それかよ)。
ちゅう訳で、一寸批判的なコメントは是で終わり。後は絶賛絶賛の嵐ですよ。もうね、やっぱ感動しますよねぇ、逐一。僕が特にグッと来たのは、大和がゴール決めたシーンと、ハルが氷の女神を見付けたシーン。後はやっぱりラストかなぁ〜。
大和のゴールシーンは、もう普通にヤバい。あのシーンのためだけの怪我でもいいって想ったもん、正直(爆)。それ位、あのシーンはグッと来ますよ。ハルが氷の女神を見たシーンは、『S.O.S.』のエンディングのまなとっぽいなぁとか想ってたら、出て来た氷の女神は、モロ『エヴァ』の碇ユイなんじゃないの?って感じの泳ぎっぷり! アレは絶対氷の下で泳いでたって。人魚のように舞う女神。メイビー。
細かい処だと、亜樹がハルにあげたライトの、あの電球だけをハルが持って行って本体は残していく処とか、何気にホロッとしました。まぁ一つ気になるのは、じゃああの部屋はずっと借りっ放しなのね?ってこと(笑)。
ハルが持ってる写真とか、亜樹のバッグの中身とかは、まぁ直ぐ察しが付くようになってたから、どうして気付かないの亜樹?みたいな感じで、一寸イライラはしました。けど、そんなの覚えてないよなぁー。
そう云えば、最近読んだ『蛇とピアス』に、抜けた歯をずっと持ってるってのがあるんだけど、ハルの抜けた歯は一体どうしたんだろう? 亜樹、未だ持ってるのかなぁ?
あぁ〜、何時の間にか長くなってしまった。だから書くの渋ってたんだよ。是でも未だ、観乍ら想ってたことの半分も書いてないけど、まぁ、取り敢えずこんな処で。兎も角、『プライド』最高ー!ちゅうことで。亜樹を愛する人は、心深き人だよ、ハル――。
「マストビー」