chronic life

I can (not) have relations.

ファウスト・イラスト・フェスティバル

に、行ってきますた。詳細は又後で――軽く詳細行きます。
午前11時、講談社新館ビル――通称『ヤバ井タワー』に向けて、徒歩で出発。ウチからは僅か、地下鉄で一駅分の距離。この節約の時代に、電車なんかに乗ってられません。
午前11時10分過ぎ、「ファウスト・イラスト・フェスティバル」の会場である、講談社ショールームK−スクエアに到着。早速入場すると、先ず入口付近に、今回のイヴェントとは直接関係無い、通常販売の物販が鎮座している。それは軽くスルーして、さっさと奥に侵入。うわっ! 凄っ! なんじゃこりゃ? 萌え〜♪ と、色んな言葉を小声で叫びつつ、展示されたイラストを食入るように拝見。こりゃあ想像以上に凄いことになっている。正に「これはヤバイね……」。ヤバイヤバイと独りで唸っていると、奥のスタッフオンリーのドアから、麗しのJ登場! 多分世界中でJをこんな風に形容するのは、僕独りしかいないと想うけど(笑)。Jと、半月振りの再会。先日の「夜の『ファウスト』まつり」の打ち上げの時に忘れていかれた、GUCCIの眼鏡(ケース)の話題に触れて、先ずはジャブを一発。Jとの挨拶の後、入場当初から気になっていた、何処かで見たことあるんだけど、名前を失念してしまっていると云う、失礼極まりない状態にあった方から、声を掛けて頂く。あ、そうだ。「昼の『ファウスト』まつり」の時にお話した、ポジさん@id:poji_sだった。すいません。お顔に見覚えはあったんですが、あの時も結構人が沢山いたもので……と、一寸云い訳。本当失礼しました。と云う訳で、展示イラストや展示会場で流れていた昨年の「激変する文藝 ファウストフェスティバル2003」の時の映像等を観乍ら、ポジさんとも談笑。付かず離れずの微妙に絶妙なポジション。人との距離感の取り方が下手なのです、僕は(汗)。
一頻り展示を見た後、今度は今回のイヴェント用の物販コーナーに眼を移す。やや、是は何たる由々しき事態。各作家陣*1のサイン本があるのは判るが、ユヤタンの『フリッカー式』(新装版)に書いているコメントが、一冊ずつ全部違うぞ! しかも全部他人の引用だし(爆)。全部手に取って、書いてあるコメントを一つずつチェック。嗚呼、何でこんな困ったことをするんだユヤタン! ウリオさん@id:urioさんとかが悲鳴を上げるぞ(笑)。結局僕は、ウィトゲンシュタインの『論理哲学論考』の一節が書かれたものを手に取る。やれやれ、本当参る、こういうサイン本って……。しかもサインの日付、2004.3.25ってなってるし――。後、いーちゃんの『クビキリサイクル』と、Jの強い勧めで渡辺浩弐さんの『「ひらきこもり」のすすめ』に手を延ばす。いやいや、僕はイラフェスに来ただけなのに……。勿論、舞城&竹Tシャツも忘れない。トホホ……。
イヴェント用のアンケートをしっかり記入し、Jに直接手渡す。丸で、半月前の新宿みたいな光景。その後、さも関係者のような顔をして、長々とJやK−スクエアの方々とお話させて戴く。Jは『ファウスト』読者を一寸甘く見ているな、と想う発言が随処にあったのだけれど、それを此処で書いてしまうと、又Jの中での僕の株が下がってしまうので、心の中だけに仕舞って置こう。しかし、Jが僕の日記を読んでいて、先日彼女=はーがこっちに来たこと迄把握していたと云うことに、想いの外びっくり! 勿論、web上で日記を公開している訳ですから、どんな人がどんなことを知っていても不思議ではないんですが、それがJで、しかもそんなことを突っ込まれるとは、本当に想いもしなかったので、多分必要以上にうろたえるていたように想う。嗚呼、失策。
その後、開館当初に訪れた、熱心でコアなファン達が引き上げてゆき、会場が落ち着いてくる。ポジさんも先に帰られる。何と、講談社迄激近らしい。まぁ、僕も似たようなもんですけど(笑)。兎も角、お疲れ様でした。又、来週お逢いしましょう。勿論僕は手袋で、ポジさんは帽子で。
人が減ってくると、すっかりJがぶっちゃけモード。先程にも増して、色々と裏話的な内容を暴露してた。そしてそれをちゃっかり関係者っぽく聴いている僕。嗚呼、何て幸せなんでしょう……うっとり(惚)。やっぱり此処で語るには、一寸憚られるような内容ばかりです。強いて話せることと云えば、今回のイヴェント会場にあるアンケートの回答者から、抽選で三名に贈られる竹さん直筆色紙が、その時正に竹さんが書き上げたらしく、携帯でJと竹さんが遣り取り。そう云えば、確かにそれらしいものを飾るスペースは用意されていたけど、肝心なモノが無かった。未だ、書き上がっていなかったのだ! なので、「今からそっちに急ぎでバイク便向かわせるから」とか、そういうコアでレアな連絡を取ってました。いや、マジであんなの横で聴いてていいのだろうか、僕は? 本当嬉し過ぎて、テンション上がりまくりだよ(爆)。
結局、Jが会場を後にする迄、ずっと粘着して話しまくり。本当に、こんなに語ってしまっていいんでしょうか、僕は? 唯の一読者、一『ファウスト』ファンなのに……。まぁ、そんな気さくで熱いJが好きなんだけどね。はっはっはっ!
そんなこんなで、午前11時10分過ぎに会場入りした僕は、結局グルグルの見て廻り話しまくって、12時半過ぎ迄居座ったのでした。滞在時間凡そ1時間半。はぁ、多分僕が一番長居したわ。そして是から先も。そして宇宙そらへ――って感じで、こんな処でレポ終わり。何はともあれ、Q.E.D.

*1:販売していたのは確か、東さんの『動ポモ』と西尾の『クビキリサイクル』、ユヤタンの『フリッカー式』、御大『コズミック』(ノベルス)、渡辺さんの『「ひらきこもり」のすすめ』と講談社ノベルスの奴