chronic life

I can (not) have relations.

『砂の器』第一話再観

先週、リアルタイムで観てた時はそれ程感じなかったのだけれど、赤井さん演じる三木が無性にウザかった。如何してあんなに執拗に和賀に絡むんだろうか? しかもウダウダと過去のことを穿り返すようなことばっか云うし、そりゃあ僕が和賀でも殺してしまうかも知れない(爆)。折角今は成功していると云うのに、態々忘れようとしていることにそんな食い下がって来るなよ――ってね。まぁ、アレは一応業務上過失致死及び死体損壊とか、そういうことになるんでしょうけど*1
しかし、気になるのはこのドラマ、小説版や映画版とは違ってハンセン病*2には触れることなく、和賀の宿命を描くと宣言されているので、そこは一寸気になる処ではある。設定自体を変えるのか、或いはその点には(文字通り)一切触れずに話を進めるのか*3、どう落とすのかがかなり気になる処で、それは矢張り龍居由佳里氏の腕の見せ処だろう。
後、中居君と松雪さんは『勝利の女神』以来の共演だなと、妙な感慨に耽る――。更に更に、鯨統一郎氏の『ミステリアス学園』の冒頭で、主人公の湾田乱人が唯一読んでいたミステリーが、この原作の『砂の器』だったなぁとか、変な処に反応してみる。うわぁ、すげぇ雑食な気がしてきた(爆)。

*1:そっちの知識は乏しいので、かなり適当

*2:一応ネタバレなんで反転

*3:かなり無理があると想うけど(笑)