chronic life

I can (not) have relations.

初☆体☆験

今更こんなことを書くのはとっても恥ずかしいんですが、今日初めてでした。本当、冗談抜きで初めてだったのよ、今日が。マジで一寸恐かった。いや、ある意味痛そうだし、少し後悔するかな〜?とか、今迄折角守り通して来たのに、今このタイミングで破っていいものか、と。それに実際向き合ってみたら、予想以上にハードルが高くて、少し悩みもしましたけどね。結局満足してますよ、うん。大満足!
え? 何の話かって? いや、是だけ前振りしておけば、大体判るでしょ? そして、僕の是迄の日記とかを参照して戴いて、一番恥ずかしいことですよ。そう、それ。今貴方が想像している通りですよ。ね、意外でしょ? 真逆初めてな訳ないじゃん!とお想いになるかも知れませんが、正真正銘本当に初めてだったのです、買ったのが。『メフィスト』。


ね、意外でしょ? 本当に意外。自分でも意外。いや、寧ろ逆に買ったのがね(笑)。是迄散々『メフィスト』周辺(主に『ファウスト』関連)をウロウロして、メフィスト賞がどうしたこうしたと抜かし、大好きな笠井潔竹本健治両氏も連載していると云うのに、不思議と『メフィスト』本誌は買わなかったなぁ、謎だ。まぁぶっちゃけ、雑誌であの値段は高いと想っていたのも、買わなかった理由の一つで、その所為で他の文芸誌も殆ど買ったことないんだけどね(笑)。
しかし、今回の購入には色々と確固たる理由*1があるのです。先ず第一に、私が購読?している講談社のメルマガ「ミステリーの館」の最新号に載っている、文芸図書第三出版部の唐木部長の煽りコメントが、余りに心にクリティカルヒットしてしまったのです。特にその中で言及されていた、メフィスト賞(候補)矢野龍王の『極限推理ゲーム(仮)』*2の梗概が、結構気になったから。何か、ミステリー版『バトル・ロワイアル』って感じじゃん。読んだことないけど(笑)*3
第二に、最近(ぶっちゃけ昨日)書肆に赴いた折、そう云った所以で『メフィスト』にもきちんと目配せしたのですが、表紙がすっかり変わっていたのが良かった。前の感じの表紙より、新装幀の方が断然好みです。いや、マジで。前の奴ならいっそ、喜国さんに描いて貰えばいいのに!と想っていた位です(笑)。
で、第三に、そうして書肆で立ち読みした時に眼にした、巽昌章氏の評論『論理の蜘蛛の巣の中で』と、喜国雅彦氏のマンガ『ミステリに至る病』が面白かったから。面白かったと云うか、家でゆっくり読みたいと想ったから。
で、結局今手元にある訳ですよ、『メフィスト』がね。エヘ、エヘヘヘヘヘヘ。ヤバい。ダブルでヤバい。ヤバい位「やったー!」と想っているのと、「俺、又無駄遣いしてる? ヤバくない、それ?」って感じの相乗効果。プレリュード。
本当は、見出しのカテゴリーを*[Book]にしたかったんだけど、それだと頭っからネタバレしてて、一寸面白くないからやめました――と、本文中に書き込んで検索に引っ掛かるように細工しておこう(笑)*4
つうか、雑誌一冊買ったと云うだけの事実を、善くも此処迄長々と引っ張って文章にしたもんだ。ある意味才能(笑)。そりゃあ、はーにも「一文が長い〜」とか揶揄されますよ、はいはい。

*1:こじつけとも云う

*2:メフィスト』本誌では『極限推理コロシアム』に改題

*3:けど、幻冬舎文庫版は持ってるのよ、何故か(笑)

*4:是じゃあ巧く検索してくれないみたい。残念だ