chronic life

I can (not) have relations.

尾を喰らう蛇Ⅲ

全く、未読本が山程積まれていると云うのに、何故か既読本を再読してしまった今日午前中。しかもそれは、笠井潔『天啓の器』。舞城王太郎の『九十九十九』を読む迄は、僕の中で№1の小説だったものだ。今でも、作品に対する愛情は変わらない。結構定期的に読み返している。特に第四章の、宗像・天童・編集部(三笠)の、仮想?対談――鼎談の場面は、何度読み返しても飽きることが無い。あぁー、早く『天啓の虚』が本に纏まらないかなぁ……って、『小説推理』での連載はもう終わったのか? いや、未だ終わってないのか? 知らないぞ、私は(笑)?