chronic life

I can (not) have relations.

2005-11-01から1ヶ月間の記事一覧

野ブタ。をプロデュース/第六回

あ〜、そう来たかぁ……。先週まであんなに騒いでたのに、今回は妙に抑え目だと想ったよ。プールで二人のシーンとかもあったし、こういう流れに持っていきますか。来週以降の、修二と――それに野ブタのリアクションが楽しみだなぁ。うん。 メインの野ブタキーホ…

欲しい!

ジョバイロ/DON’T CALL ME CRAZYアーティスト: ポルノグラフィティ,新藤晴一,岡野昭仁,ak.homma出版社/メーカー: ソニーミュージックエンタテインメント発売日: 2005/11/16メディア: CD クリック: 81回この商品を含むブログ (142件) を見るまた画像が出ない…

控えたいけど図書館から

予約してた奴の順番が回ってきたら仕方ないよね、と云い訳。

書評なんとか

[Book]カテゴリーにするかどうかちょっと迷ったんですが、まぁ一応。昨日*1友人達と喋っている時に、「書評左脳」と「書評右脳」、オマケに「書評脳幹」に「書評脊髄」*2なんて話をしていて、面白いなぁと想ったので、忘れない内に書き留めておこうと想いま…

少しでも可能性を高めるために

アップルのiMac G5欲しい!って云うか、メインとサブアカで二票と云う扱いになるのかどうか……。

推理小説/秦建日子/河出書房新社

端的に云って、僕は脚本家・秦建日子のファンである。そして、多少はミステリーも読んでいるつもりだ。そんな僕には、秦さんがこの小説を書きたかった気持ちはよく判る。相手を無視して、勝手にこんなことを云うのは筋違いか勘違いかも知れないが、それでも…

お約束

アップルのiMac G5欲しい! 何か、キーワード画面が違う。こういう趣向が、はてなクオリティか。

手塚漫画「どろろ」が妻夫木&コウ主演で実写映画化!

http://www.sanspo.com/geino/top/gt200511/gt2005111701.html うわー、正直超微妙。妻夫木聡と柴咲コウが主演で塩田明彦監督ってところと、原作が手塚治虫の『どろろ』でアクション大作ってところが、全然噛み合ってないような気が……。どっちに振れるか、全…

今夜ひとりのベッドで/第五回

もう本当に、龍居由佳里は天才なんじゃないかと想うくらい、今回はネ申脚本だった。これまでの回も充分面白かったのに、今回は抜群の出来だった。感服。地震とか人生ゲームとか携帯の表示とか離婚届とか、そういう細かいピースが凡てしっかり結び付いていて…

〈私〉という演算/保坂和志/新書館

僕は保坂和志と二人で酒を飲んでいた。とは云っても、保坂は殆ど目の前のグラスに手を付けることはなく、ただ延々と訳が判るような判らないような、何とも云えない話をし続けていた。僕はと云えば、適度に酒で唇を濡らしながら、その保坂の話をさも凡て理解…

あいのうた/第六回

いやー、泣けたわ。生粋のドラマ好きとしては、やっぱどうしても房子目線で見ている節があって、クライマックスのシーンなんかでも、すっかり房子にシンクロですよ。本当、可笑しくない。けど、洋子の「一緒にいたいです……」って台詞を聞いたら、何故かふと…

図書館より

浄夜作者: 花村萬月出版社/メーカー: 双葉社発売日: 2005/09メディア: 単行本この商品を含むブログ (10件) を見る装幀とタイトル、そして何より花村萬月の双葉社からの新刊と云うことで、僕の偏愛している『鬱』と似た雰囲気を感じて借りて参りました。読む…

メールマガジンファウスト[第三十八号]

『ファウスト』Vol.6 SIDE−Bの発売日は11月28日です! と云う誤記があまりに致命的過ぎて、何も言葉が出ませんでした。そこは、間違っちゃいかんでしょう、J……。そんな訳で、その後の総ページ数が908ページとか、背幅が48ミリとか云う数字にも、何だか信…

米倉涼子「私、けものになります」

http://www.nikkansports.com/ns/entertainment/p-et-tp0-051115-0006.html ここ何年か、また松本清張とか森村誠一とかの小説が原作のドラマが増えてきていて、微妙にドラマ界は社会派の風が吹いているなぁと、この記事を読んで改めて想った訳です。コミック…

静かな日々の階段を

久し振りにこっちで何か書こうかな、と想ったのですが、特にネタもないので、デザイン変えてみました報告、と云うことで。秋と云うより、この深夜の寒さはもう冬だろうと想い、ちょっと先取りでこんな感じにしてみました。まぁ、自分で弄った訳ではなくて、…

第四回文学フリマチェックサークルメモ(暫定版)

自分用の覚書です(出店サークルカタログ登場順)。 ヘリオテロリズム(B-37)http://d.hatena.ne.jp/helioterrorism/ blackcherry bob(B-33)http://www.sakuraba.if.tv/cherry/index.php 万年床。(B-34)http://www11.plala.or.jp/mnd/ 凡TIME(B-58)ht…

ニート/絲山秋子/角川書店

小説を読んでいて、ここまで胸を締め付けられたのは初めてかも知れない。それほどまでに、僕には凡てが切実過ぎた。どれほど陳腐で何の説明にもなっていなくても、それでも敢えて「言葉にならない」としか云いようがない。素晴らしい。ついさっき読み終わっ…

終業式/姫野カオルコ/角川文庫

人生には卒業式なんかなくて、あるのはきっと、うっかり卒業式のつもりで出てしまった終業式ばかりなのではないだろうか。短い休みの後に待っているのは、結局いつもただの新学期なのだ。だって、人生って終わらないじゃないですか――。 この小説を読み終わっ…

『百億の秋に、千億の愛を』劇場版、ほか一本

http://unconditional-distraction.hp.infoseek.co.jp/x.pdf 多くは語りません。11月20日に開催される第四回文学フリマで販売予定の、そらけいさん@id:helioterrorism主宰の同人誌『ヘリオテロリズム』Vol.3に掲載されている自作のPDFを先行公開致します。初…

TRICK 新作スペシャル

一言で云うと、しっかり期待には応えてくれたかな、と。小ネタなんかについては、あまりにもいいものが沢山あって、何度か観返して楽しみたいと想いますので、取り敢えずは手短に。一番笑ったのは、上田と大柴のバトルシーン。アレはもう、最高に面白かった…

リンさんの小さな子/フィリップ・クローデル/みすず書房

あー、どうしよう。不思議と視界が霞んで、キーボードもディスプレイもよく見えないなぁ。こんなの、反則だよ……。人によってはその反則っぷりに、あざとさを感じてしまうかも知れませんが、そんなことに想い至る前に、僕の心は零れていた。涙が零れたんじゃ…

野ブタ。をプロデュース/第五回

初回を観た時点では、正直「山Pやっちゃったなぁ……」と想っていた彰のキャラが、三回目くらいからグッと良くなってきて、今週で完全にトドメを刺されました。彰いいよ彰。底の知れないただの変な奴だったのが、どんどんキャラに深さと奥行きが出てきて、こり…

オダギリジョー“逃げ切り犯”を追う

http://www.yomiuri.co.jp/hochi/geinou/nov/o20051110_10.htm 『サトラレ』とか『顔』とか『ビギナー』とかあったけど、(多分)どれもファーストクレジットじゃなかったから、気分的には単独初主演って感じだなぁ。あ、『クウガ』は別にしてね。相手役に演…

この『ぶらんでぃっしゅ?』著者近影が凄い!

本日、三省堂書店神田本店で行われた、『ニート』刊行記念絲山秋子さんサイン会に参加して参りました。為書きをしていただいた際に、自分の名前について少しお話したのと、握手して「頑張って下さい!」と云うのが精一杯でした。いやー、テンション上がった…

ネコソギラジカル(下)青色サヴァンと戯言遣い/西尾維新/講談社ノベルス

「恥ずかしい告白大会しようぜ。一番、人類最悪。実は俺、何も考えてないんだよ」 ま、戯言だけどね。ネコソギラジカル(下)青色サヴァンと戯言遣い (講談社ノベルス)作者: 西尾維新,take出版社/メーカー: 講談社発売日: 2005/11/08メディア: 新書購入: 3人 …

西島大介氏新刊刊行記念サイン会のお知らせ

やっぱりありました。ネットで買わなくて良かった。以下、LIBROのサイト*1からコピペ。上から二番目です。電話予約出来るかなぁ。 ◆◇ 渋谷店 西島大介さん サイン会 ◇◆ 『土曜日の実験室〜詩と批評とあと何か』(INFASパブリケーションズ)刊行記念 日時:12…

今夜ひとりのベッドで/第四回

ドラマとしてのクオリティも、流れ自体も非常に安定しているので、特に口を挟むことが想い付かないと云うか、もうとにかく観てて面白いからそれでいいじゃん。とは云え、多少は書きますか。舞子があんなことを云い出した時は、てっきり了を縛らないために嘘…

あいのうた/第五回

えー! ちょっと待って下さいよー。何なんですか、あの予告は。もう。ラストまで観た時点では、「冒頭の洋子と房子のシーンは良かったけど、メインのエピソードはちょっとなぁ……」と想っていたら、ラストの片岡と洋子の表情、更にその後の次回予告で再びグッ…

図書館より保坂を込めて

想い立って、未読で直ぐに借りられる保坂作品を全部借りました。保坂祭りじゃー。

君が代は千代に八千代に/高橋源一郎/文春文庫

この作品は、高橋源一郎版『世紀末の詩』なのではないだろうか? 読み終わった瞬間、僕は直感的にそう想った。もう、この云い回しで全く何も感じてもらえなかったら、僕はこれ以上何をどう語っても、この作品の魅力を伝えることは出来ないだろう。そんな気が…