chronic life

I can (not) have relations.

2005-10-01から1ヶ月間の記事一覧

窓の灯/青山七恵/『文藝』2005年冬季号所収

と云うか、『文藝』冬号の残りのところを読みました。【特集】吉田修一が非常に良かったです。吉田ファン必携、と云ったところ。で、『窓の灯』。先日読んだ『平成マシンガンズ』と並んで、第42回文藝賞受賞作。単純な文章の読み易さで云ったら、こっちの方…

あいのうた/第二回

先週の感想で、「このドラマはファンタジックである」と云った主旨のコメントをしたんですが、それはちょっと訂正しなければならないかも知れない。これは最早ファンタジーですらなく、寓話の域に達しているのではないだろうか。これは勿論否定的な意味では…

悪い男/津原泰水/バジリコ

読了。キム・ギドク監督による同題映画のノベライズ。恐らく、ノベライゼーションしたのが津原泰水でなければ、手に取ることさえなかったと想います。因みに映画は未見なので、オリジナルとどこがどれだけどんな風に違うのかは、よく判りませんが。ま、それ…

イチローが人気ドラマ「古畑任三郎」の犯人役で俳優デビュー

http://www.sanspo.com/geino/top/gt200510/gt2005101802.html 新春SPの続報。それにしてもイチローとは、全く予想出来なかったなぁ。ただただ、頑張って欲しいですね。あ、三谷さんも頑張って下さいね、SP三本分の脚本。

メールマガジンファウスト[第三十五号]

色んな意味でキタ━━━━━━(゜∀゜)━━━━━━ !!!!! 久し振りにテンション上がりまクリスティですよ。体内の血液が沸点に達するって、確かこんな感じだったよ。まだまだ俺の『ファウスト』熱も冷めてないな。あ――!!(と意味もなく絶叫) 要点を纏めると、『ファウス…

LOVE/古川日出男/祥伝社

読了。結構な時間を掛けて、800字くらいの渾身の感想もどきを書いたんですが、どうにもちょっと違うような気がして、それはお蔵入りにしました。超面白かったです、以上。――とまぁ、流石にこれだけじゃ何なので、もう少しだけ。著者曰く、これは(原稿用紙)…

平成マシンガンズ/三並夏/『文藝』2005年冬季号所収

読了。第42回文藝賞受賞作。我らが高橋源一郎氏が高評価をしているようだと云うことで、読んでみました。面白かったです。寧ろ、勉強になったと云うか何と云うか。 僕は死ぬまでに絶対書いておきたいと想っている小説が三つあって、それは学校の話と家族の話…

今夜の『トップランナー』は

TV

木村カエラさんなので、お手隙の方は午後7時にNHK教育を要チェック。 http://www.nhk.or.jp/tr/

今度は買い逃さないように

フォア・フォーズの素数 (角川文庫)作者: 竹本健治,門坂流出版社/メーカー: 角川書店発売日: 2005/10/25メディア: 文庫 クリック: 8回この商品を含むブログ (33件) を見る『閉じ箱』の角川ホラー文庫版を未だに買い逃し続けている(見付からないとも云う)の…

ブルースカイ/桜庭一樹/ハヤカワ文庫JA

読了。いやー、面白かった。桜庭一樹の小説はこれでまだ三作目なので、そう易々と「最高傑作」と云っては拙いのでしょうが、この作品が一つの到達点であるとは想う。ある種これまでの集大成であり、新たな一歩でもあると。それも、大いなる一歩。飛翔、とさ…

図書館より

これで暫く、図書館から借りるのはお休みしたいな、と。で、出来れば……。

野ブタ。をプロデュース/第一回

木皿泉*1二年振りの連ドラ脚本と云うことで、結構期待していたんですが、予想以上に面白かったです。脚本と演出に関しては、殆ど云うことなしでした。「猿の手」の件に随所で画面が暗く(青く?)なる感じとかも、僕は案外好きですね。キャストに関しても、…

黒い時計の旅/スティーヴ・エリクソン/福武文庫

読了。酔った。泥酔。極度の酩酊感。そして僕は、一週間で20世紀を生き直した。 基本的に、粗筋を要約し難かったり、どう感想を書いたらいいのか判らなかったりする小説が大好きなのですが、これは本当に震えた。あまりの衝撃に、読み終えるのに一週間掛かっ…

『大奥〜華の乱〜』は今夜放送開始ですが

http://www.toshiba-emi.co.jp/vmc/issue/issue_48.htm 新曲「修羅場」のPVを、10月19日までの期間限定フルストリーミング、だそうです。メンバーからのコメントもあるよ。正にセカンドシーズンって感じです、はい。

大奥〜華の乱〜/第一回

初回だったせいもあるかも知れませんが、タニショーのキャラがかなり全面に出ていて、大奥がどうこうと云うよりも、綱吉どうよ?って感じだった。ま、安子が大奥入りしたから、次回からは奥の中でのバトルがメインになるんだろうけど。それにしても、何かを…

空飛ぶグータン

TV

いつもだったらイチイチこんな風に書いたりしないけど、今日はちょっとあまりに衝撃的だったので敢えて書く。前から女優としては好きだと想ってたけど、この番組を観て素の滝沢沙織もかなりツボにハマってることに気付いた。タッキーヤバいよタッキー。

あいのうた/第一回

秋クール一番の期待作だったんですが、予想以上に面白かったです。まだ三本しか観てませんが、今のところは断トツですね。あぁ、やっぱ連ドラはいいなぁ。 冒頭15分を観て、「これは岡田惠和版『世紀末の詩』になるんじゃないだろうか」と想ったんですが、初…

よくよく考えてみると

雰囲気だけだと、どう考えても僕は書評左翼なんだけれど、項目を一つずつ当て嵌めてみたり、他の人が書いているコメントなんかを読んでみると、とても「極左」と云うほど偏っているようには想えなくなってきた。まぁ、別にどっちかに偏りたい訳でもないし、…

【特集】吉田修一

文藝 2005年 11月号出版社/メーカー: 河出書房新社発売日: 2005/10/07メディア: 雑誌 クリック: 5回この商品を含むブログ (32件) を見る三並夏の『平成マシンガンズ』も読んでみたかったし、丁度良かった。

メールマガジンファウスト[第三十四号]

肝心の『ファウスト』Vol.6の進行はどうなっているんでしょう? 野々村君、いいこと訊いた! けど、まともに答えてないし。これでまた、数箇月とか放っておかれたらどうしよう。いや、何とか年内にもう一冊……。無理かなぁ。

太宰治物語

あー! あー! あー! きっと面白いだろうと踏んで心して観たのだけれど、まさかこれほどまで痛切に胸に響いてくるとは、想ってもみなかった。感動と云うか、皮肉なまでの共感、と云った方がいいかも知れない。と云うかしかし、太宰治にこんなに共感していた…

昨日公開だけで

この胸いっぱいの愛を http://www.kono-ai.com/ 空中庭園 http://kuutyuu.com/ スクラップ・ヘブン http://www.scrapheaven.jp/ 三本も観たい映画があるのに、『妖怪大戦争』以来映画館に行けていない。これでもう、何本が積映画*1になっているのか、自分で…

白線流し〜夢見る頃を過ぎても

観ました。こりゃあ、脚本の信本敬子の良くないところが出ちゃったなぁと想ったけど、よく考えたら元々この作品は連ドラの時からこんな感じだったんだよな。久し振りだと、うっかりそのことを忘れちゃってるから、毎回戸惑うんだよなぁ。何気に色々重大な事…

本日の収獲

『黒い時計の旅』が終わったら、『マルドゥック〜』より先に『ブルースカイ』を読みます。

図書館より

何て云うか、個人的にかなり豪華なラインナップだなぁ。

暗黒館の殺人(下)/綾辻行人/講談社ノベルス

読了。上巻を読み始めて、約二週間――。その間に他の本も二冊ほど読んだけれど、漸くこの言葉を記すことが出来た。正直、結構感動している。一つの作品にこれほど時間を掛けた(掛かった?)のは、恐らく初めてなんじゃないだろうか。いや、いい意味で。 ネタ…

Amazonより

真夜中の弥次さん喜多さん DTS スペシャル・エディション(初回限定生産 おいらとおめぇの弁当箱版) [DVD]出版社/メーカー: 角川エンタテインメント発売日: 2005/10/07メディア: DVD購入: 6人 クリック: 41回この商品を含むブログ (123件) を見る今日着きまし…

第2日本テレビ

TV

http://www.ntv.co.jp/dai2-junbi/ おー、クレイジー! 何なんだ、この面白さと貴重さは。松本さんと土屋さんと高須さんの3ショット、ネットでLIVE配信中。しかも、いつ終わるのか誰にも判らない。お前ら、ファミレスでダベってんのか! いつまで生で話すつ…

買うか、買わないか――それが問題だ

インストール (河出文庫)作者: 綿矢りさ出版社/メーカー: 河出書房新社発売日: 2005/10/05メディア: 文庫購入: 4人 クリック: 166回この商品を含むブログ (285件) を見る解説が高橋源一郎。書き下ろし短篇も併録だそうで。た、立ち読みかな……。それと、河出…

どうしたものか

http://shop.kodansha.jp/bc/books/kpb/#bungei アレが載ってないんですけど。やっぱ、10月じゃないのかなぁ……。