chronic life

I can (not) have relations.

2017年9月の読書まとめ

 こちらも遅くなりましたが、9月は実に濃厚でした。

9月の読書メーター
読んだ本の数:5
読んだページ数:1841
ナイス数:11

フランス白粉の秘密 (角川文庫)フランス白粉の秘密 (角川文庫)感想
《国名シリーズ》二作目。面白いんだけど、もう少し短くはならなかったもんだろうか?と思わなくもない。まぁ、これだけの登場人物と手掛かりを配して、それらを凡て推理に組み込むためには致し方ないか。それにしても、“Powder”だったなぁ。
次は『オランダ靴』か……。
読了日:09月04日 著者:エラリー・クイーン

新世紀ゾンビ論: ゾンビとは、あなたであり、わたしである (単行本)新世紀ゾンビ論: ゾンビとは、あなたであり、わたしである (単行本)感想
藤田直哉、三冊目の単著。これまでゾンビにはあまり興味がなかったのだけれど、その思いはすっかり改まり、ラストは感動的ですらあった。
『ゾンビ論』『ゾンビ学』も読んでみようかなぁ。
読了日:09月06日 著者:藤田 直哉

バッドエンドの誘惑~なぜ人は厭な映画を観たいと思うのか~ (映画秘宝セレクション)バッドエンドの誘惑~なぜ人は厭な映画を観たいと思うのか~ (映画秘宝セレクション)感想
イヤミス」ならぬ「イヤ映画」についての評論集。厭と判っていながらも、またまた観たい作品が幾つも増えてしまった訳ですが、一度は挑んだ『マルホランド・ドライブ』にも、再びチャレンジしたいと思います。
読了日:09月11日 著者:真魚 八重子

後藤明生コレクション1  前期I後藤明生コレクション1 前期I感想
この長球的な跳ね具合、堪りませんね。強いて選ぶなら、「笑い地獄」が一番好きかな。「S温泉からの報告」も捨て難い。続巻もきっと読みます!
月報の福永信、流石だなぁ。
読了日:09月24日 著者:後藤明生

一の悲劇 (ノン・ポシェット)一の悲劇 (ノン・ポシェット)感想
ドラマを観る前に読むつもりで購い、約一年積んでいたものを漸く。因みにドラマの方も、まだ録画したまま積んでいたんですが、近い内に必ず。
いやはや、参りましたね。そりゃあ、綸太郎も苦悩していく訳だ。
文庫版あとがきで、『三の悲劇』について触れられていたのが、時の流れを感じさせますね。次は『ふたたび赤い悪夢』か……。
読了日:09月29日 著者:法月 綸太郎

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