chronic life

I can (not) have relations.

Dr.コトー診療所2006/第一回

ドラマのクオリティとしては、もう殆ど何も云うことがないくらい高いと想うんですよね。脚本も演出も各キャストの演技も、僕如きがどうこう云えるようなレベルではないですし。まぁ、とにかくそれくらい素晴らしいと云うことなんですが、これじゃあ全く何の感想にもなっていないので、少しばかり付け足すと、この数年の間にコトーと彩佳の仲が多少は進展していれば、また違った流れになったんじゃないかなぁ、とは想いました。二人の関係はそんなんじゃないやい!と云われてしまったら何も云い返せないんですが、でも、だって、やっぱり、ねぇ。何だか、凄くもどかしい二人ですよねぇ。剛洋はあんなに成長しているって云うのに……。彩佳の時の柴咲コウがとても素敵なものだから、余計にいじらしいですよ、全く。一方、新しく着任してきたミナは、予定より一月も早く来たり、「『ミナ』って、下の名前で呼んで下さい」と云ってみたり、何やら技量不足以外にも色々と問題を抱えていそうな感じですな。もしかして、前の病院で何かあって追い出されたのかなぁ。何はともあれ、こちらの高い期待にしっかりと応えてくれた、非常に上質な第一回だったと想います。そして、どうなる彩佳。どうする、コトー。